政策学校一新塾の講義に、延藤安弘先生がおいでた時、「赤岡のまちづくり」のお話を伺いました。
ちょうど、この頃は社会人一年生。
大学時代に学んだまちづくりとは、地元の方が自分たちの生活を良くするために、自分たちで活動をすること。
でも、実際にまちづくりコンサルになると、お客様はすべて行政。そして、行政のまちづくり課も、実態は
単なる土木事業にまちづくりという言葉を糖衣させているという実態も見え始めたころでした。
遠藤先生に質問をしたくてしたくて、講義に参加しました。「まちづくりコンサルは必要なのでしょうか?」
自分がやっている仕事は何なのか、遠藤先生のような本当に住民の方々と一緒に活動をしている人と比べた時に
その差は歴然としていました。
遠藤先生からは色々と励まして頂きましたが、一番心に残っているのが「落とし所を外れるまちづくりが一番」
との言葉でした。
そう、コンサルは会議の前に落とし所をつくり、上手にそこに議論を集約させていきます。これがコンサルの
職能です。でも、それが外れて、とんでもない方向に行ってしまわないと面白くないとおっしゃられて、
気が楽になったのを覚えています。
赤岡町を歩きながらそんなやりとりを思い出しました。
赤岡の街は、本当にのびやか。背伸びをせず、出迎えて頂く方々も「のびやか」でした。
行政主導のまちづくりは形は奇麗、システムもばつぐんなのですが、関わっている方々が今一つ覇気がないというか
そんな感じがあります。本当のまちづくりは、方意地はらずに、居心地がいいものです。
2010年5月7日金曜日
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