2010年8月25日水曜日

介護・安否確認付きの高齢者住宅60万戸整備へ 国交省

国土交通省は、介護や安否確認などのサービスが付いた高齢者向け賃貸住宅を、今後10年間で60万戸を目標に整備する方針を固めた。良質な住宅に国が「お墨付き」を与え、融資や補助で建設を後押しする。高齢者が増えて福祉施設で対応しきれない事態に備え、専用住宅の整備を急ぐ。
 国交省と厚生労働省が連携し、介助が必要なお年寄りでも安心して暮らせる優良な高齢者住宅の基準をつくる。手すりやバリアフリーに配慮した設計で、介護などのサービスの質が保証された高齢者住宅を建てる民間事業者に対し、手厚い支援を行う。
 支援の柱は低利融資と補助金だ。優良な高齢者住宅を建てる事業者は、住宅金融支援機構(旧住宅金融公庫)から長期で低金利のお金を借りられるほか、1戸当たり100万円の建設向け補助金を受けられるようにする。初年度となる来年度は、数万戸の整備を想定し、数百億円を概算要求に盛り込む見通しだ。
 入居者は、介護保険制度に基づく在宅介護や、一人暮らしのお年寄りの安否確認、食事や家事などを希望に応じて選べるようにする方向。家賃はサービスによって異なってくるが、月収20万円台の厚生年金で暮らす元会社員など、中堅所得層でも無理なく入居できるようにする。
 国交省によると、2008年度末時点の高齢者向け住宅は約8万5千戸。前原誠司国交相と長妻昭厚労相が昨秋、高齢者住宅の整備を進めることで合意し、両省が検討を重ねてきた。
 国立社会保障・人口問題研究所の推計だと、世帯主が75歳以上の世帯数は今後10年間で約250万増える見通しで、特別養護老人ホームの入所待ちは現時点ですでに約42万人。大都市部を中心に、介護が必要になっても福祉施設に入れないお年寄りが急増する恐れがあるが、高額な一時金が必要な有料老人ホームに入れる人も限られる。このため、民間による住宅整備を後押しし、比較的軽い介助で生活でき、一定の所得がある人の住まいの確保を目指す。
(朝日新聞 2010年8月25日 鳴澤大、友野賀世)

2010年8月23日月曜日

赤岡002_絵金祭りを楽しんできました!

いまさらの更新ですが、2010年7月20日に、高知県赤岡町(現香南市)の絵金祭りに行ってきました。
赤岡といえば、絵金の描いたおどろおどろしい歌舞伎絵を活用したまちづくりで有名です。
そして、歌舞伎絵だけでなく、実際に歌舞伎を演じようと地元の方々が団結をして、今年で芝居は第18回目! 歌舞伎を演じるために地域には新しく弁天座も建立されました。
上から与えられる箱ものではなく、地域住民が本当に必要とする地域公共施設をつくっていく素晴らしい事例だと思います。


演目は櫓のお七。恋の情熱で、御法度の火の見櫓を叩いてしまうお七。
降りしきる牡丹でしょうか、雪の演出とお七の情熱を表現したような
紅色の着物との色彩の対比が非常に鮮やかでした。


話は前後してしまいますが、このお芝居は、お七が心を決して櫓を
叩くまでの葛藤をとても面白く表現していることで有名です。
お七の背に裃が廻ってきます。


やがて、お七は人形浄瑠璃の人形のように、意のままに操られてしまい
ます。


裃と黒子とが支えて、空に舞い上がる芸。拍手喝采でした。


次第と着物の色が濃くなり、お七の情が昂る様子が伝わってきます。


櫓を叩くか! という瞬間、とても高知らしい演出が。
なんと、観客席から、ビールの差し入れが!




お七だけでなく、裃も飲んでいます(笑)



そして、婆やも(笑)この外し方には、地歌舞伎特有の味がありますねー。




当日の様子は、youtubeでも公開されているようです。ぜひ、みてみてくださいね。
http://www.youtube.com/watch?v=z0me_HK-UZ0