2011年5月14日土曜日

浦和20110514_大串隆吉先生の講演会『共倒れをしないために』

今日は、生活文化・地域協同研究会(協同研)の第21回総会に参加していました。
協同研といえば、子ども達が農業体験を通じて生きる力を育んでいく『野の文化学習』が有名です。(『

食農で教育再生―保育園・学校から社会教育まで農山漁村文化協会 (2007/02)等をご参照下さい


総会の中で、都立大学名誉教授の大串隆吉の講演があり、原発事故の現状を踏まえ、『共倒れをしないために』と題してお話を頂きました。

共倒れというのは、東電や政府等の原発推進派も、脱原発運動をしていきた市民の側も、いずれもが今回の原発事故で共倒れになったという意味です。こうした闘争は、どちらかが勝つ、負けるということはなく、どちらにとっても最悪の状況に陥る場合が多いとのこと。古くは、『共産党宣言』の中にも、「この闘争は、全社会の革命的改造をもっておわるか、そうでないときには相闘う階級の共倒れをもって終わった。」とあるそうです。

このお話を伺って、両者が妥協し合いながら、止揚し、次のステージに向かうという中にしか解決策は生まれないように思いました。エネルギーや経済成長のために原発が必要、エコ製品を使えば電力量を減らせる、原発に変えて自然エネルギーをという解決策は、結局のところ、大きな違いはなく、電気製品によって生活を豊かにしようという発想です。私は今後、世界の生活のあり方として、非電化技術の発達が一つの解決策になるのではないかと期待をしています。また、生活の豊かさを、早さや便利さに求めるのではなく、安全や環境負荷を与えないこと等に求めていく意識転換も必要と考えています。

非電化工房のホームページは下記を参照下さい。
http://www.hidenka.net/jtop.htm

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